スピード翻訳の導入事例についてご紹介。今回は株式会社リアルジャパンプロジェクト代表取締役の河内宏仁にインタビュー。“日本のものづくりをもっと身近に”という想いを国内外に発信するためスピード翻訳をどう活用されているのかなど、お話いただきました。
導入事例 – 株式会社リアルジャパンプロジェクト
メール返信から契約書まで、迅速かつ正確な翻訳で、スムーズに海外展開
“日本のものづくりをもっと身近に”という想いから、伝統工芸品の良さを国内外に発信し、ブランド力アップを目指しているのが株式会社リアルジャパンプロジェクトです。ショップやイベントなどを通じて、実際に商品に触れ、体験できる場所を用意。現在、 200 の工房とお取り引きがあり、扱っている商品は 1,500 にものぼります。
個人から法人に至るまで、新たな販路の開拓をサポートされており、都内のカフェと雑貨売り場を併設した書店、百貨店や商業施設などにポップアップショップを出店。自社やポータルサイトでのEC ショップも運営していらっしゃいます。
企業とのコラボレーションも多く、仏酒造メーカーとの錫のワインクーラーの制作、国内の有名リゾートホテルのショップでの物販提案、外資系ホテルの装飾備品の製作なども手がけられています。
地場産業の PR にも注力。香川県の石を使ったプロジェクト、兵庫県の樽を使ったプロジェクトなどにも取り組まれています。このほか、職人の方のインタビューを掲載するウェブメディアなども企画・運営されており、あらゆる方面で、日本の伝統工芸品の素晴らしさを発信していらっしゃいます。
そんな株式会社リアルジャパンプロジェクト には、長期的に「スピード翻訳」をご利用いただいております。ご活用のシーンや使い勝手の良さなどについて、代表取締役の河内宏仁さまにお話を伺いました。
「スピード翻訳」を導入された経緯を教えてください
当社は、もともと国内向けに事業をスタートしました。少数精鋭で事業を立ち上げ、規模を拡大してきたのですが、近年は海外からの問い合わせが多くなってきたんです。そこでニーズが見込まれたため、ポータル EC サイトの英語対応を考えるようになりました。
社内には英語スキルの高い社員もいましたし、私自身、前職のアパレル時代に海外のお客さまとお取り引きがあったことから、日常的な会話やメールなどは対応できました。しかし、翻訳作業よりも他の業務に時間をかけた方が効率的です。そこで「翻訳に関してはアウトソースしよう」ということになり、導入のきっかけとなりました。
それ以前にも、何社か翻訳サービスを利用したことがありましたが、上がってきた翻訳原稿を、最終的にこちらで修正することも多くありました。そういうわけで、どこが良いだろうとトライアル・アンド・エラーで探しているうちに、出会ったのが「スピード翻訳」でした。
「スピード翻訳」のどのような点にメリットを感じていらっしゃいますか
何と言っても、そのスピードです。海外からのお問い合わせに、日本ほど即返信が求められるわけではありませんが、迅速な対応が信頼につながるのは変わりません。いただいたメールには遅くともその日のうちに返信したいと考えていたんです。
「スピード翻訳」は、メールで返信するぐらいの文章量なら、最短 30 分で翻訳が完了する場合がほとんど。このスピード感は、十分すぎるほどです。それにたとえ長い文章でも、必要な部分だけ、または分割して翻訳してもらえれば問題ありません。また、海外は時差があるので、 24 時間 365 日、ウェブサイトから翻訳を依頼できるのも、使い勝手が良いと思います。
スピードに加えて、翻訳品質が高いことにも満足しています。翻訳された文章の誤字や間違いがほとんどないのはもちろんですが、機械的な翻訳ではなく、人の手による非常に丁寧な仕事をしてくれています。
というのも、当社が扱っている商品は日本の伝統工芸品。「鏡開きに使われる菰樽(こもだる)」「○○塗りのうつわ」など、海外にはない商品を表現する必要があります。そのようなときは、備考欄にアラートを上げてもらうだけでなく、適切な表現を提案してくれることも。これは非常に助かっています。まさに、ともに事業の成功を目指してくれるビジネスパートナーという感じですね。
「スピード翻訳」のご利用で、お仕事に変化はありましたか
海外に向けて事業を展開するには、正式な文書が必要になる場合があります。たとえば契約書や、 IR など。英語での日常会話レベルなら、私を含め、スタッフも対応できるのですが、ビジネスで使う文書を作成するとなると、やはり翻訳のプロの知識が必要になります。スムーズにトラブルなく、海外のお客さまとお取り引きができるようになったのは、「スピード翻訳」の力があったからだと思います。
現在、お取り引きの約20%が海外のお客さまです。会社の付近は外国人観光客の方が多く、外から見える商品の展示スペースをご覧になって、お店だと思って訪ねてくる方も少なくありません。また、当社が運営する EC サイトでのお客さま一人あたりのご購入額も、日本人に比べて、5~10倍以上。需要の高さを感じます。
この自社の EC サイトですが、 2017 年に英語版を制作する予定です。自動翻訳サービスもあるのですが、 EC サイトはしっかりとした文章表現で商品を説明したいと考えています。そのため、翻訳者の手作業による翻訳を、ぜひ「スピード翻訳」を活用しようと思っています。
こちらの EC サイトは、毎月 50 品ほど商品が増えています。その都度更新が必要なので、「スピード翻訳」はますます欠かせない存在になると思います。
「スピード翻訳」に今後期待すること
ヨーロッパ圏のお取り引きも最近増えているので、フランス語やイタリア語など、英語以外の言語もリアルタイムに翻訳できるようになると、とてもありがたいですね。英語が通じる方も多いのですが、日本文化に興味を持つ方に細かなニュアンスまで伝わるように情報発信したいと考えているので。 また当社では、日本の伝統工芸を工房で体験できるイベントもサポートしています。この依頼が、開催の 3 日ぐらい前に「工房が空いたからどう?」というスケジュール感で入ってくるんですよ。そのたびに、お客さまに通訳対応するスタッフとして社員が出向いているんです。「スピード翻訳」には翻訳レベルの高い方が在籍しているので、将来的に派生事業として、通訳者の派遣もおこなってもらえると、とてもうれしいですね。 あと、 2017 年から翻訳 API サービスもスタートすると聞いています。当社のデータベースと連携することで、よりシームレスな翻訳が可能になるのではと思い、今後のサービス展開や料金体系に関心を寄せています。
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- Originally published on the QuickTranslate Blog.
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